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役立つ情報

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脳FDGとアミロイドPET撮像のファントム基準で散乱ファントム廃止

2016年1月31日
PET核医学委員会および分子イメージング戦略会議

このたび「18F-FDGとアミロイドイメージング剤を用いた脳PET撮像のためのファントム試験手順書」を改訂して第3版とし、ホフマン3D脳ファントムを撮像する際の、視野外の放射能を模擬した円筒型ファントムを省略することとしました。これまでに得られた研究データに基づき、現在主として臨床で使用されているPET/CT装置においては、視野外の放射能が画質に与える影響は小さいと判断したためです。さらに、撮像視野内の均一性等を評価するための円筒型ファントムの放射能を、40 MBqから20 MBqへと変更しました。今回の改訂により、画質評価方法に変更はありませんが、ファントム作成に係る時間の短縮および被ばく線量の低減が期待されます。