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難治性甲状腺がんに対するアスタチンの医師主導治験開始のお知らせ

大阪大学医学部附属病院では難治性分化型甲状腺がんに対する新たな標的α線治療として、アスタチン化ナトリウムを用いた医師主導治験を開始しました。

本治験は、放射性ヨウ素(I-131)等の標準治療にて十分な治療効果が得られない分化型甲状腺がん患者を対象として、アルファ線治療薬アスタチンを投与した後の安全性、薬物動態、有効性を確認する第I相治験になります。2024 年 3 月までの間で実施され、症例数は最大 16 例の予定です。
対象患者も広く募集しておりますので、詳細は以下をご覧下さい。

(治験概要)
https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCT2051210144

(プレスリリース)
https://www.irs.osaka-u.ac.jp/e657772c7519bfb1afddad36a787f21fa37eb95d.pdf

治験責任医師
大阪大学医学部附属病院 核医学診療科
渡部直史