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「5/8 ANM論文のリポジトリ登録のお願い」に関する補足説明

 リポジトリとは、大学など各機関が、所属者の論文や業績を対外的に情報発信するための、いうなれば機関データバンクというようなものです。WEB上に公開されるため、全世界からアクセスが可能です。これをうまく使うことにより、個々の研究者が自分の業績を世の中にアピールできることに加えて、所属機関のアピールにもなります。世界への露出度は非常に高いものがあります。論文掲載をさせていただく雑誌側にとっては、雑誌のアピールになるため、ANM論文を一編でも多く各所属機関リポジトリに登録していただきたいわけです。国立情報学研究所が学術機関リポジトリ構築連携支援事(http://www.nii.ac.jp/irp/)というものを行っていますので、詳細はそちらをご覧ください。

具体的には、ANMに論文が記載された”後”に、原稿を大学の図書館に提出するという流れです。著者には費用は一切発生しません。リポジトリは大学における設置が主ですので、市中の病院勤務の場合にはその機関のリポジトリは存在しませんが、共著者に大学所属の方がおられるような場合には、共著者の所属図書館での掲載が可能であろうと思います。また、昔の論文でも、大学に所属されていた時の論文は、以前の所属大学のリポジトリに登録可能です。機関リポジトリの一覧はhttp://www.nii.ac.jp/irp/list/をご覧ください。

ANMは、平成25年度から29年度までの科学研究費補助金「国際情報発信強化」を獲得することに成功しました。国際誌としての地位を向上させ、将来的に閲覧制限のないオープンアクセスのジャーナルに発展することを目指しています。ANM論文をリポジトリに登録していただくことは、その目的達成のための重要なファクターであるといえます。我々の学会誌であるANMを一層の高みに上げるために、皆様のご理解とご協力をお願いする次第です。また、新規論文をANMに投稿いただくとともに、査読依頼がある際には、掲載論文を磨き上げるためにお力をお貸しくださいますよう、この場をお借りしてお願い申し上げます。

 

編集委員会委員長 絹谷清剛