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『画像診断情報をバイオマーカーと位置付けるための標準化』のご案内

講演会『画像診断情報をバイオマーカーと位置付けるための標準化』
日 時: 2015年2月12日(木) 13:30~16:30
場 所: 国立循環器病研究センター・研究所 先進医工学棟 3F 会議室

講演:    Kevin O’Donnell氏、Toshiba USA社
『米国QIBAの活動と今後の展開、日本に期待すること』

話題提供   (日本の技術はQIBAでどう変わる?研究とビシネスモデル?ガラパゴス化?QIBAは黒船?)

1.  CT,X線アンギオ装置,MRIの造影剤によるperfusionの標準化と日本の貢献
市原隆 (藤田保健衛生大学)
2.    核医学技術における標準化        飯田秀博(国立循環器病研究センター)
3. MRIにおける標準化(仮題) 黒田輝 (東海大学)
議論
学会の役割、 産官連携、企業の進め方、物理工学研究者の貢献、など

説明
現在米国北米放射線学会(RSNA)の中でQuantitative Imaging Biomarker Alliance (QIBA)と称する、画像診断装置が提供する画像情報をバイオマーカーと位置付けて、日常の診療だけではなく新規治療技術や治療薬の評価指標として利用するための『標準化』の活動が進められています。この活動には規制当局も関わっているとのことです。本活動の思想は、結果データの再現性を確保するための検査技術の標準化ですが、実は解析プログラム機能の標準化、撮像する機器の詳細な仕様追加、など物理工学的な知見に基づく整備が本質的だと考えられます。医療機器の標準仕様の基本要件にも影響を与える勢いを感じさせます。X線CT、MRI(fMRI含む)、PET、SPECTの機器開発、解析手法の開発を行っておられる先生方、関係企業の技術者、および放射線および核医学における臨床研究に関わっておられる方々において、重要な活動だと考えられます。
そこで、このたび上記QIBAのアドバイザーを務めておられるToshiba USA社のKevin O’Donnell氏をお招きして、QIBAの活動と今後の活動、および日本人研究者と日本の学会に期待すること、企業技術者の心構えをお話しいただいただくことになりました。私たちに何ができるかざっくばらんに相談をさせていただきたいと考えています。参加ご希望の方は事前に(qimage@amec-radiol.com)に申し込みください。参加人数によって会場の調整を行います。
QIBAの活動についてはURL(https://www.rsna.org/QIBA.aspx)を参照ください。

問い合わせ:国立循環器病センター研究所 画像診断医学部
飯田 秀博(qimage@amec-radiol.com、06-6833-5012, ext. 2559)