山谷泰賀先生 SNMMIのHal Anger Lectureship Award受賞
量子科学技術研究開発機構(イメージング物理研究グループ)の山谷泰賀先生が米国核医学会(SNMMI) Hal Anger Lectureship Awardを受賞されました。
Hal Anger博士(1920年-2005年)は、ガンマカメラの発明者で、 歴代受賞者にはPET発明者の1人であるMicheal H. Phelps博士(2008年受賞)、Total-body PETを含む革新的なPET装置開発に携わったJoel Karp博士(2011年受賞)やTerry Jones博士 (2019年受賞) 、内部被ばく線量計算ソフトウェアOLINDAの開発者で知られるMichael G. Stabin博士(2013年受賞)らが名を連ねています。
山谷先生の 受賞理由は下記のとおり紹介されております。
“Application-Specific PET Systems Expanding the Potential of Nuclear Medicine” Dr. Yamaya’s impressive and unique work on PET instrumentation, including brain imaging, small-animal imaging, and in beam monitoring of proton irradiation, has influenced the field for many years and embodies the legacy of Dr. Anger.”
日本の核医学理工学研究が世界に認められた1例であり、長年、核医学を牽引されてきた日本核医学会の先生方のおかげであると思います。
以下、関連サイトになります。
SNMMI 2023 Annual Meeting website: https://am.snmmi.org/imis/SNMMI-AM/Program/Plenary_Sessions/SNMMI-AM/Plenary.aspx?hkey=282f0534-99e9-4733-b1aa-30a1f8721ba5
Hal Anger Lectureship Award: https://www.snmmi.org/AboutSNMMI/Content.aspx?ItemNumber=37045
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
量子生命・医学部門 量子医科学研究所
先進核医学基盤研究部 イメージング物理研究グループ
高橋 美和子