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認定制度

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Q & A

PET核医学認定医とは:
PET 核医学診療に優れ,放射性物質の安全取り扱いを含めた PET 検査に関する安全管理に習熟した臨床医を養成し,生涯教育などを通じて診療水準の向上をはかり,社会に貢献することを目的として生まれた制度です。

PET核医学認定医を取得するには:
PET核医学認定医は、本会が開催する春季大会でのPET研修セミナーを受講し、試験に合格することが必要です。この講習を終了すること(修了証が発行されます)は医療法施行規則に定める【陽電子断層撮影診療に関する所定の研修】をうけることに相当しています。

PET核医学認定医の申請資格
(1)申請時に日本核医学会会員であること(会員歴は問わず)。
(2)核医学診断の経験を3年以上有すること。
(3)日本核医学会春季大会で開催されるPET研修セミナーあるいは日本核医学会が特に認定するPET研修セミナーに1回以上参加するとともに、日本核医学会が実施するPET核医学認定医試験を受験し合格すること。
以上の要件が必要です。

PET研修セミナーの内容:
“PET核医学認定医”資格を取得する上で必要な法的規制、放射線防護、そして読影のポイント等、PET診療に必須の基礎知識と実際上の取り扱いが【陽電子断層撮影診療に関する所定の研修】に沿って、解説されます。

PET研修セミナーの主催者:
当セミナーは、日本核医学会が主催し、日本核医学技術学会、(社)日本医学放射線学会、(社)日本放射線技術学会、(社)日本放射線技師会、(社)日本アイソトープ協会との共催となります。

PET研修セミナーのコース分け:
医師・歯科医師を対象とした医師・歯科医師コースと、診療放射線技師を対象とした診療放射線技師コースの2つに分かれています。PET核医学認定医を目指す方は、医師・歯科医師コースを受講してください。

『PET研修セミナー修了証』発行の要件:
“PET核医学認定医”資格を修得するために必要な『PET研修セミナー修了証』を得るためには、全ての講義に出席することと(出席確認をいたします)、2日間の受講で得た知識を確認するテスト(2日目の最終時間に施行)にて一定の成績を修めることが必要です。

PET核医学認定医の更新:
PET核医学認定医は、認定を受けた年から5年毎に、PET核医学認定医資格更新(以下“ 資格更新”という)を受けなければ、引き続いてPET核医学認定医を呼称することはできないとされていますが、資格更新の要件の一つとして「更新申請時において、過去5年間に、日本核医学会学術総会に 1 回以上および春季大会におけるPET研修セミナーあるいはPET核医学エキスパートセミナーに1回以上出席していること。」が定められています。このため、PET核医学認定医の資格更新を予定される方はPET研修セミナーあるいはPET核医学エキスパートセミナーの受講が必要です。
ただし、PET研修セミナーへの出席は、過去5年間に以下の2項目の課程に分けて受講することも認められるようになりました。
①平成16年8月1日付け厚生労働省医政局長通知に定める事項に関係する課程
②それ以外の課程
①についてはPET研修セミナーの受講が必要ですが、②の課程については、日本核医学会PET核医学分科会が行うPETサマーセミナー(平成22年以後に実施されるもの)で行う同等のセミナーを受講することで換えることができます。

日本核医学会専門医とPET核医学認定医との関係:
PET核医学認定医の認定期間終了時に日本核医学会専門医である者は PET核医学認定医の資格が自動的に更新されるので資格更新を申請する必要はありません。また、日本核医学会専門医を更新する場合、更新要件を満足する場合は、PET核医学認定医も同時に5年間更新します。この場合のPET核医学認定医更新審査料は、専門医更新審査料に含まれるものとします。

詳しくは以下の規程をご参照ください。
日本核医学会PET核医学認定医制度に関する規程
日本核医学会PET核医学認定医資格更新制度に関する規程

平成29年11月20日