分子イメージング戦略会議

2017年7月21日

分子イメージング戦略会議は、PET臨床研究の質の向上を図り、PETの研究成果を医療に普及させるための道筋を整えることを目的に、2010年2月に設置されました。これまでに、PET臨床研究のためのガイドラインの策定と施設認証制度の構築を行う一方、新しいPET診断薬や検査法が円滑に医療に普及するように、規制当局や企業と対話を行い、外国の学術団体とも連携しています。
PET薬剤の院内製造に関しては、いわゆる「学会GMP」に基づく「PET薬剤製造施設認証」の仕組みを構築して運用しています。また、院内製造PET薬剤の品質試験法に関する基準を定め、いくつかのPET薬剤に関しては具体的にその規格を定めることによってPET薬剤の標準化を図っています。
PET撮像に関しても、いくつかのPET検査種目に関してその標準的方法を定めるとともに、PETカメラに応じた撮像条件を決める方法を定めています。それに基づいて、PET施設の体制とPETカメラなどの機器が質の高いPET検査を実施できる状態にあることを確認する「PET撮像施設認証」の仕組みを構築して運用し、PET検査の標準化を図っています。なお、撮像の標準化と認証については、日本核医学技術学会とも連携して進めています。
本学会による標準化と施設認証は、本来臨床研究の質を向上させるためのものですが、新しいPET薬剤合成装置の承認を受けて2014年8月に一部改正し、診療目的のPET検査にも利用できるようにしました。
これら標準化と施設認証の詳細は、本学会の春期大会、秋の学術総会、本学会PET核医学分科会によるPETサマーセミナー、および独立して行われるさまざまな集会において、会員や関係のかたがたに説明し講習を受けて頂く機会を設けていますので、積極的にご利用ください。
2013年11月より、標準化と施設認証の詳細を定める作業は、本学会PET核医学委員会の下に設置された小委員会に移管しましたが、引き続きPET核医学委員会およびそれら小委員会と密接に連携して、標準化と質の向上に取り組んでいます。現在の分子イメージング戦略会議、PET核医学委員会および小委員会のメンバーは役員・委員会名簿の通りです。

これまでに発表した文書や通知は以下の通りです。

ガイドライン、基準、手順書など:

分子イメージング戦略会議からの文書一覧

エンドトキシン試験の適正実施について提言
11C-メチオニン純度試験での検出感度の解説に追補
PET撮像認証のファントム手順書をマイナー改訂
PET撮像施設認証状の申請用紙を改訂、認証料を後払いに
PET撮像施設認証の概要を改訂、変更管理の具体例を提示
認知症のための脳FDG標準的プロトコールをマイナー改訂
PET薬剤製造施設認証概要を改訂、研究用に導入前監査の記述を追加
PET撮像施設認証の監査申込書ひな形を掲示、認証状申請書を改訂
PET撮像認証のための自動投与機精度確認試験を改訂
PET薬剤基準各条に18F-florbetabenとNaFを掲載
フルテメタモル各条をマイナー改訂
リスクベースド・モニタリングの考え方を発表
PET撮像施設認証の基準と調査票を改訂、ドーズキャリブレータ必須に
11C-メチオニンの純度試験・放射化学的異物検出感度の解説
追補2.臨床試験の信頼性確保のための考え方を改訂
PET薬剤基準各条の11C-メチオニンを改訂
脳アミロイドPET撮像の標準的プロトコールに新たな薬剤を追加
エンドトキシン簡便法を紹介
PET薬剤基準の通則と一般試験法を改訂
PET薬剤基準各条に18F-florbetapirを掲載
「II. 非臨床安全性基準」に関するQ and A

PET施設認証に関するご案内など:

PET施設認証を受けている施設一覧
PET施設認証のご案内
PET撮像施設認証のための3つめの監査機関を指定
PET撮像施設認証のための監査機関を追加指定
PET薬剤製造施設認証のための監査機関を指定
PET撮像施設認証のための監査機関を指定

これらに関する講習会の案内および教育プログラムが含まれる学術集会:

日本核医学会春期大会
PETサマーセミナー(本学会PET核医学分科会)

役立つ情報

 

核医学治療

 

医療機関向通知・通達

 

ガイドライン

 

診療報酬等