第30回日本心臓核医学会学術大会の開催のご案内
このたび、令和2年12月18日(金)、19日(土)に第30回日本心臓核医学会学術大会を開催させていただくことになりました。感染拡大防止の観点からWEB開催とさせていただきます。本学会は日本核医学会の分科会に位置づけられています。詳細は下記のホームページをご参照ください。
大会の主題は,“診療の道筋を照らし、心臓の本質にせまる”(Guiding the Clinical Pathways and Giving Insight into the Heart)としました。長年にわたり心臓核医学は機能的心筋虚血の情報を与える中心となる画像診断モダリティとしての地位を確立してきましたが、診療の現場でPCI等の手技と関連するcost-effectivenessがより求められる今日において、その役割の重要性はさらに増しつつあります。同時に心臓核医学には生体の機能を定量的な画像で表現するという基礎医学的な面からの重要な役割も担っています。これらを考え併せて設定いたしました上記のテーマに沿う形でのプログラムを企画しました。全体として、招待講演11、シンポジウム2、学術賞審査講演2、一般演題25題のプログラムとなりました。参加されるみなさまが現在の心臓核医学の動きや今後の方向性を感じとっていただければ幸いです。
多くの方々のご参加を心からお願い申し上げるとともに、感染が終息し、皆さまが健康に過ごされ、今後ますます発展されることをお祈り申し上げます。
令和2年11月吉日
大会長 橋本 順
(東海大学医学部専門診療学系画像診断学 教授)