Japanese |
Title | F-18フルオロデオキシグルコースを用いたポジトロンCTにおける糖代謝率算出法の比較 |
Subtitle | ノート |
Authors | 桑原康雄*, 一矢有一*, 大塚誠*, 田原隆*, 三宅義徳*, 上原周三**, 吉村厚***, 増田康治* |
Authors(kana) | |
Organization | *九州大学医学部放射線科, **医療短期大学部, ***アイソトープ総合センター |
Journal | 核医学 |
Volume | 26 |
Number | 3 |
Page | 459-463 |
Year/Month | 1989/3 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 F-18フルオロデオキシグルコース (以下, F-18FDG) はポジトロンCTを用いた局所糖代謝率の測定に広く用いられているが, 糖代謝率の測定法にはいくつかの方法がある. 算出法は大別して, 連続スキャン法により個々の速度定数を求めて算出する方法と, あらかじめ正常者において求めておいた速度定数を用いる一回スキャン法 (オートラジオグラフィ法) とに分けられるが, データ処理が簡便なことから, 一回スキャン法がよく用いられている. しかし, 病的な組織ではF-18FDGの速度定数が変化するため, 一回スキャン法では糖代謝率に誤差を生じる可能性がある. 両者の比較に関してはいままでにいくつかの報告があるが, 今回, 連続スキャン法により速度定数 (k1*-k4*) を実測した場合 (以下k1-4*法と略す) を基準として, k1*-k3*を実測した場合 (以下k1-3*法) , Patlak-Gjedde plot (graphicalmethod)を用いた場合および一回スキャン法 (Phelps, Brooks & Hutchins) により求めた糖代謝率を比較検討した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | [F-18]2-fluoro-2-deoxy-D-glucose, Glucose utilization, Positron emission tomography |