Japanese
TitleIRMA法によるペプシノーゲンI, IIペアキットの基礎的検討 Fundamental Evaluation of an IRMA Assay Kit for Pepsinogen I and II
Subtitleノート
Authors木村良子*, 阿多まり子*, 宮川直子*, 藤井崇*, 棚田修二*, 飯尾篤*, 濱本研*
Authors(kana)
Organization*愛媛大学医学部放射線科
Journal核医学
Volume26
Number9
Page1217-1221
Year/Month1989/9
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 胃液中に分泌される蛋白消化酵素ペプシンの不活性前駆体ペプシノーゲンは, 免疫学的にペプシノーゲンIおよびII (以下PG-I, PG-II) に分類されることが知られており, PG-Iは胃底腺領域に, PG-IIは, 胃底腺, 幽門腺, 十二指腸腺にも存在する. 胃液中に分泌された量の約1%が血液中にも出現するため, 血中PG-I, PG-IIレベルは胃液分泌能を反映するものと考えられ, PG高値群は, 消化性潰瘍高危険群として血清学的スクリーニングに使用しうると考えられる. 従来は, ポリクローナル抗体によるRIAまたは, ELISA測定が, 個々のPGにつき行われていたが, 今回新たにモノクローナル抗体による, PG-I, PG-IIのペア測定キット (PG-I, PG-II RIA-BEADS, ダイナボット社) が開発され, 使用する機会を得たので, このキットの基礎的検討を加えた.
Practice臨床医学:一般
KeywordsIRMA, Pepsinogen

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