Japanese
Title腎シンチグラフィによる糸球体濾過量および有効腎血漿流量算定の検討 - 同時測定クリアランス法との比較 -
Subtitleノート
Authors小沢尚*, 水入苑生*, 平田清文*, 高野政明**
Authors(kana)
Organization*東邦大学医学部腎臓学研究室, **RI
Journal核医学
Volume26
Number1
Page101-106
Year/Month1989/1
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 ガンマカメラとデータ処理装置を用いた腎シンチグラフィより糸球体濾過量(GFR)および有効腎血漿流量(ERPF)を算出する方法として, Gates法およびSchlegel法に代表されるTc-99m DTPAやI-131 hippuran投与後の腎摂取率, すなわちrenal fractional uptake(RFU)を測定する方法が有用であるとされている. 一方, Assiaらは, 腎実質からのトレーサ消失率をあらわすrenal elimination capacity(REC)がGFRおよびERPFを算出する指標として, その有用性の高いことを報告している. そのため, われわれはTc-99m DTPAとI-131 hippuran同時投与により測定したRFUおよびRECの値を, 同一時間帯内に測定したクレアチニンクリアランスおよびパラアミノ馬尿酸(PAH)クリアランスの値とそれぞれ比較することによって, RIによる測定法の有用性を検討した.
Practice臨床医学:一般
KeywordsGlomerular filtration rate (GFR), Effective renal plasma flow (ERPF), Renal fractional uptake (RFU), Renal elimination capacity (REC), Renal scintigraphy

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