Japanese
Title汎用シンチカメラを用いた骨塩定量
Subtitleノート
Authors塩見一樹*, 向井孝夫*, 山本逸雄*, 曽根照喜*, 北村暢康*, 李啓充*, 滋野長平*, 小西淳二*
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部放射線核医学科, 中央放射線部
Journal核医学
Volume25
Number6
Page557-560
Year/Month1988/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 高齢化社会を迎え, 骨粗鬆症は重要な問題になりつつある. 骨粗鬆症の診断, そして特に, その経過観察において骨塩定量は重要であるが, 現在わが国においては, 手指骨のアルミウェッジ同時X線写真撮影によるX線フィルムのdensitometryによる方法や骨量ファントムを用いたcomputed tomography (CT) による腰椎骨塩定量や, γ線源を用いた骨塩定量専用装置による前腕骨や腰椎の骨塩定量が行われ, また, 広まりつつある. 特に, Gd-153をγ線源として用いたdual photon absorptiometry (DPA) は, 腰椎などの加重骨の骨塩を簡便に定量できるという点においてきわめて有用であると思われる. Photon absorptiometryには, そのγ線検出装置としてdetectorを用いる方法とシンチカメラを用いる方法の2つがある. シンチカメラによる方式は, 原理的に, スキャンよりも線源の量を減らすことが可能であり, また, 測定時間も短縮することができ, 有用と考えられる.
Practice臨床医学:一般
KeywordsBone mineral assessment, Gammacamera, Photon absorptiometry

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