Japanese
TitleFree Triiodothyronine RIAキット (Amerlex) の基礎的および臨床的検討
Subtitleノート
Authors石井均*, 赤水尚史*, 横田敏彦*, 中村浩淑*, 森徹*, 井村裕夫*
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部第二内科
Journal核医学
Volume22
Number7
Page1055-1059
Year/Month1985/7
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」従来, 甲状腺機能の指標として, 血中の総T4, 総T3が測定されてきたが, これらの大部分は血中で蛋白と結合して存在しており, 結合蛋白の濃度や結合能が変化する疾患や状態では, これに伴って甲状腺ホルモン濃度が変動し, 甲状腺機能を正しく反映しない場合があった. 血中で一部の甲状腺ホルモンは蛋白と結合せず遊離型ホルモンとして存在し, その濃度は結合蛋白量の変化をほとんど受けない. したがって遊離型甲状腺ホルモン濃度の測定は甲状腺機能をより正しく反映すると考えられる. 最近T4については, RIAキットにより遊離型ホルモン濃度が測定できるようになったが, 今回その応用として開発された遊離型T3 (FT3) 濃度測定キットの検討を行った. 「II. 測定原理・方法」本キットの特徴は, Amerlex FT4キットと同様tracerとしてTBGへの結合性の弱いT3-conjugateを用いていることおよび抗T3抗体を粒子に結合させていることである.
Practice臨床医学:一般
KeywordsFree triiodothyronine, Radioimmu noassay, Thyroid disease.

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