Japanese
Title123I-orthoiodo hippurate (OIH) によるレノグラフィー - 特に局所腎動態機能評価の試み -
Subtitleノート
Authors玉木長良*, 阪原晴海*, 向井孝夫*, 石井靖*, 山本和高*, 藤田透*, 林信成*, 伊藤坦**, 川村寿一**, 森田陸司*, 鳥塚莞爾*
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部放射線核医学科, **泌尿器科
Journal核医学
Volume19
Number7
Page1061-1067
Year/Month1982/8
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 腎尿路系における動態機能検査は, プローブ検出器によるレノグラフィーに始まり, 近年ではガンマカメラによるレノグラフィーが施行されるようになり, 腎排泄機能を視覚的かつ定量的に評価できるようになった. これに用いる放射性医薬品として, 131I-OIHや99mTc-DTPAが用いられているが, 前者は有効腎血漿流量 (ERPF) を測定できる利点を有するものの, 131Iの物理学的特性から, 被曝線量が多く, エネルギーが高いため鮮明な画像も得られにくい. 近年これらの欠点を補うため123I-OIHが開発され臨床応用されるようになつた. われわれは今回日本メジフィジックス社製123I-OIHを使用する機会を得臨床例に利用してその有用性を検討した. またデータ処理装置を用いて区域レノグラムや, 機能能イメージ (functional image) を作成し, 局所腎動態機能の評価も試みたものであわせて報告する.
Practice臨床医学:一般
Keywords123I-OIH, Renography, Regional renogram, Functional image

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