Japanese
TitleSolid phase Radioimmunoassayによる血中インスリンの測定 - 抗体bead法に関する基礎的ならびに臨床的評価 - Fundamental and Clinical Evaluation of Antibody - coated Bead Method for Insulin
Subtitleノート
Authors福地稔, 木戸亮, 森田俊孝, 永井清保, Minoru FUKUCHI, Akira KIDO, Toshitaka MORITA, Kiyoyasu NAGAI
Authors(kana)
Organization兵庫医科大学病院・RIセンター診療部, Devision of Nuclear Medicine, RI Center, Hyogo College of Medicine
Journal核医学
Volume19
Number2
Page281-288
Year/Month1982/3
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」インスリンは, Berson and Yalowにより開発されたradioimmunoassay(以下RIAと略す)によって最初に測定されたホルモンである. RIAによりインスリンが測定可能となって, 日常臨床上膵β細胞機能を知ることが容易となった. インスリンのRIAを, そのB. , F. 分離法からみると, 濾紙電気泳動法, 二抗体法, 塩析法, エタノール沈殿法, PEG法, DCC法, レジン法, などに区別できる. RIAが広く臨床的に活用されるにつれ, より迅速により正確に測定結果を得ることができる測定法へと関心が向けられるようになった. インスリンRIAにおいても, B. , F. 分離に必要な一連の操作や機器を必要としない固相法が注目を集め, 近年, Sephadex法や抗体tube法などが開発されるようになった. 今回われわれは, 新しくインスリン測定法として開発された固相法, すなわち, Plastic beadに抗インスリン抗体をcoatingした抗体bead法につき, 測定法としての基礎的検討を行うと共に, その臨床的評価を行ったので, その成績につき報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsInsulin, Radioimmunoassay, Antibodycoated bead, Evaluation

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