Japanese |
Title | Free Thyroxine RIAキット (Amerlex) の基礎的ならびに臨床的検討Evaluation of a Free Thyroxine RIA Kit (Amerlex) |
Subtitle | ノート |
Authors | 尾藤早苗*, 伊藤秀臣*, 森本義人*, 大城徳成*, 池窪勝治*, 石原隆**, 森徹**, Sanae BITO*, Hidetomi ITO*, Yoshito MORIMOTO*, Norishige OSHIRO*, Katsuji IKEKUBO*, Takashi ISHIHARA**, Toru MORI** |
Authors(kana) | |
Organization | *神戸市立中央市民病院核医学科, **内科, *Division of Nuclear Medicine, **Department of Internal Medicine, Kobe Central Municipal Hospital |
Journal | 核医学 |
Volume | 19 |
Number | 1 |
Page | 149-156 |
Year/Month | 1982/2 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. 緒言」甲状腺機能の最良の指標は, 血中free T4濃度である. しかし, この濃度は正常人では全T4濃度の0.02%程度の微量であり, その測定には平衡透析法など煩雑かつ高度の手技を要し, ルチン的測定は困難であった. 最近, 血清を直接使用して, free T4の近似値を導きうる簡便なradioassayキットが開発され, そのルチン的使用が注目されている. 著者らはRCC社製Amerlex RIAキットについて若干の検討を行った. 「II. 測定原理」本キットの特徴はtracerとしてT4-conjugateの標識物を用い, 抗体がアマレックス顆粒に吸着されている点にある. 125I-T4 conjugateはTBGへの結合性を持たない. したがって, 他の同様なキットと異なり, one stepでインキュベーションが終了する利点を有する. すなわち, 血清100μl, 125I-T4 conjugateおよび抗体結合顆粒を一度に混和し, 37℃1時間インキュベートする. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Radioimmunoassay, Free Thyroxine, Slid phase, Amerlex, Evaluation. |