Japanese
Title腹部リンパ節シンチグラフィーの臨床的検討 - 各種放射性コロイド剤の比較 - Clinical Studies on the Abdominal Lymph Scintigraphy : Comparison of 5Kinds of Radio - colloids for Lymph Scintigraphy
Subtitleノート
Authors長谷川義尚, 中野俊一, Yoshihisa HASEGAWA, Shunichi NAKANO
Authors(kana)
Organization*大阪府立成人病センターアイソトープ科, Department of Nuclear Medicine, The Center for Adult Diseases
Journal核医学
Volume19
Number1
Page125-129
Year/Month1982/2
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」悪性リンパ腫においては, 腹腔内リンパ節への侵襲の有無は治療方針の決定或は予後の判定に対して深いかかわりを持っている. この部位の病変を検出する目的では, 従来よりヨード剤によるリンパ管造影法が利用されているが, 手技が煩雑で時に合併症を伴う場合があり, 病期決定の為の日常検査としてはより容易な方法が望まれる. SageあるいはZum Winkelを始めとする多くの臨床家が, 放射性コロイドによるリンパ節シンチグラフィーを試み有用である事を報告している. 初期においては198Au-コロイドとシンチスキャナーの組み合せでリンパ節シンチグラフィーを行い, リンパ管造影法および試験開腹との対比により, スクリーニング検査或はリンパ管造影の補助手段として価値がある事を報告している. しかし198Au-コロイドは被曝線量が大きく, 分解能のよいγ-カメラを使用してもエネルギーが高い為に良好なイメージが得られないといった難点があり, これらの点では99mTc-コロイドが優れている.
Practice臨床医学:一般
KeywordsAbdominal lymph scan, Radio-colloids.

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