Japanese | |
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Title | RI静脈イメージ法および125I標識フィブリノーゲン摂取法による静脈血栓の検出 |
Subtitle | ノート |
Authors | 岩崎尚弥*, 市川今朝登*, 亘理勉**, 有坂英史*, 只木みち子*, 吉村祐次* |
Authors(kana) | |
Organization | *独協医科大学放射線科RI診断センター |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 4 |
Page | 547-554 |
Year/Month | 1981/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 欧米諸国では肺塞栓の原因となる下肢の深部静脈血栓症は発生頻度が高く, 以前より早期診断法に関心が高まり, その中で125I-フィブリノーゲン静注によるフィブリノーゲン摂取法(FUT)が広く用いられている. 一方我国では古くから食生活, 生活環境の違いにより, 静脈血栓症の発生頻度が低いと考えられており, その診断法においても, 主としてX線学的静脈造影法が用いられている為, 早期診断は困難であるのが現状である. しかし近年, 我国においても, 食生活, 生活環境も欧米諸国化し, 術後血栓症等の潜在性の深部静脈血栓症が多くなる中で, 早期診断法に強い関心が高まり, 今回私達は静脈性血栓症において, (1)99mTc-MISAによる静脈イメージ撮影法等の血流イメージ撮影法, (2)125I-フィブリノーゲンによる125I-フィブリノーゲン摂取率測定法(FUT)をルーチン検査とし, 更に腹部骨盤部の深部静脈血栓症には, (3)131I-フィブリノーゲンによるシンチグラム検査を行なった結果, 若干の知見を得たので報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | 125I-fibrinogen uptake test, deep, vein thrombosis, radionuclide venography |