Japanese
Title骨移植を施行し興味ある骨シンチグラム所見を呈した2症例
Subtitleノート
Authors沢井博司*, 宮嶋昭博*, 大森薫雄**
Authors(kana)
Organization*東京慈恵会医科大学整形外科学教室, **神奈川県立厚木病院整形外科
Journal核医学
Volume17
Number3
Page363-370
Year/Month1980/4
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 整形外科領域において骨移植術は, 常用される重要な治療法であることは申すまでもない. すなわち, 骨折後の偽関節に対する骨移植術はもちろん, 各種骨切り術, 慢性骨髄炎の外科的治療, あるいは骨腫瘍, 特に良性骨腫瘍の外科的治療などにその適用は広い. しかしながら, 骨移植術における基礎的な問題, 例えば骨生着のメカニズムひとつにしても, 定説がないのが現状である. すなわち, 従来はX線所見あるいは組織学的検索を主とした動物実験から諸説が述べられているにすぎない. 骨移植においては, donor siteに生ずる骨欠損による機能障害の有無, あるいはrecipient siteにおける移植骨の運命といった問題が, 等しく整形外科医の関心をひくものである.
Practice臨床医学:一般
KeywordsBone Scanning, Bone Graft, Remodelling of Bone

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