Japanese
Title99mTc-グルコヘプトネートの純度検定および体内分布の検討
Subtitleノート
Authors二谷立介*, 森厚文*, 小泉潔*, 安東逸子*, 久田欣一*, 安東醇**
Authors(kana)
Organization*金沢大学医学部核医学科, **金沢大学医療技術短期大学部
Journal核医学
Volume16
Number6
Page985-989
Year/Month1979/9
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「はじめに」99mTc-グルコヘプトネート (以下99mTc-GHA) は, New England Nuclear Corp.のAdlerらにより腎スキャン用剤として開発された放射性医薬品で, 99mTc-DTPAと99mTc-DMSAの中間的性質を持つと言われている. その, 後心筋梗塞への集積が臨床に応用され, 最近では脳スキャン用剤として有用という報告があり期待されている. 今回第一ラジオアイソトープ社のご好意によりこの99mTc-GHAの簡易調整キットを入手する機会を得たので, 種々の基礎的検討を加えた. また, 脳スキャン用剤としての有用性も考察した. 「材料と方法」簡易調整キットは, 1バイアル中にCa-GHA 50mgとSnCl2 1mgを含んでおり, 99mTcO4-生食溶液を2〜10ml加えると, 99mTc-GHAが調整される. 調整後, 生食溶出Bio Gel P-10ゲルクロマトグラフィーで純度検定を行なった.
Practice臨床医学:一般
KeywordsRadiochemical purity, 99mTc-Glucoheptonate, Brain scintigraphy, Autoradiography

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