Japanese | |
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Title | 大型高解像力シンチカメラの臨床使用経験とくに99mTc - フチン酸による肝シンチグラム |
Subtitle | 使用経験 |
Authors | 有水昇*, 内山暁*, 川名正直*, 三枝健二*, 能勢忠男*, 国安芳夫* |
Authors(kana) | |
Organization | *千葉大学医学部放射線医学教室 |
Journal | 核医学 |
Volume | 14 |
Number | 1 |
Page | 137-143 |
Year/Month | 1977/2 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. まえがき」シンチグラム装置の解像力を最も簡単に測定する方法の一つは, 鉛バーファントームを用いるものである. この場合, 解像し得る最少の鉛バーの幅をもって解像力が示される. 従来のシンチカメラの固有解像力(Intrinsic Resolution)は, 57Coまたは99mTc線源を用いて, 鉛バーの幅4.8mmを解像するものであった. しかし, 最近シンチカメラの性能は向上し, これが3.2mm幅となり, また, 極く最近では2.0mm幅の鉛バーを解像するものが試作された. シンチグラム件数のうちで最も多いものの一つは肝シンチグラムである. 最近肝シンチグラム用の放射性薬物として, 99mTc-標識フチン酸が使用され, その臨床的有用性が報告されている. 99mTc-標識フチン酸は標識の簡易性と安定性にすぐれ, また, 肝シンチグラムは198Au-コロイドによるものに近似している. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |