Japanese
Title75Se-cortisolを用いたCompetitive protein binding Analysis kitによる血中cortisol測定法の検討
Subtitle使用経験
Authors細木秀美*, 次田治子*, 森正彦*, 高原二郎*, 大藤真*,**
Authors(kana)
Organization*岡山大学医学部第3内科学教室, **主任:教授
Journal核医学
Volume12
Number6
Page661-666
Year/Month1975/12
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「はじめに」Cortisolは生命の維持に欠くべからざる重要なhormoneの1つであり, その測定の臨床的意義は大きい. 従来血中cortisolの測定には, 煩雑かつ精度, 感度共にあまりすぐれない螢光法による測定が行われてきたが, 1967年, corticosteriod binding globulin(CBG)を利用したCompetitiveprotein binding analysisがMurphyによって報告されて以来, 血中cortisolは簡単, 迅速にしかも1度に多数の検体を測定することができるようになり, また感度, 精度でも一層すぐれた測定法として普及した. しかし, Murphyの原法, および, それ以後の研究者の報告はいずれも3Hでラベルしたsteroidを利用したものであったため, 高価な液体シンチレーションカウンターを必要とし, 広く一般に行われるには至らなかった, 今回, 科研化学株式会社により発表されたRCC製Cortipacはウェル型のシンチレーションカウンターで測定できる75Se-cortisolを用いたcompetitive protein binding analysisであり, 我々は同社の御好意により本測定kitを使用する機会を得たので, その基礎的検討, ならびに他の測定法との比較について報告する.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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