Japanese
Title2, 3のトリチウム標識化合物の膵分布についての検討
Subtitle実験ノート
Authors手塚雅勝*, 五島廉輔*, 藤沢宗駿*, 石上和子*, 為政脩*
Authors(kana)
Organization*静岡薬科大学放射薬品学教室
Journal核医学
Volume11
Number4
Page503-507
Year/Month1974/8
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「1. はじめに」現在膵スキャンニング剤としては, Blauによって生合成の報告が行われ, 引続きBlau, Benderによってその有用性が報告された, 75Se-セレノメチニオン (Met-75Se) がもっとも広く用いられている. しかし, 本物質を用いても優れたスキャンニング像を得ることは困難であって, よりよい膵スキャンニング剤を開発しようとするいくつかの試みがある. 著者らもすでにこの線に沿って, 3H - 標識ベルベリンに関する再検討を行い, その結果を報告した. そこで, γ - 放射性核種で標識できるような母体物質を探索する目的で, 今回いままでに報告されたことのない2, 3の物質について3H - 標識化合物を用い, マウス膵中分布を肝との比較において検討したので, ここに報告する. その第1の物質は, 膵のランゲルハンス島の細胞中に存在する亜鉛のブロックによって惹起すると考えられている, 代表的な人工的糖尿病誘発物質の1つである, 2-methyl-8-hydrexyquin-olineの3H - 標識化合物を用いて, マウスに経口投与後の膵中放射能の分布を調べた.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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