Japanese
Title日本における核医学の現状
Subtitle
Authors上田英雄, 飯尾正宏**
Authors(kana)
Organization(教授), **東京大学医学部上田内科
Journal核医学
Volume2
Number1
Page1-6
Year/Month1965/3
Article報告
Publisher日本核医学会
AbstractNuclear Medicine(核医学)は世界の医学界の中でも, また日本医学界でも, もっとも若い専門分野の1つであろう. わが国でもすぐれた先覚者達の努力と基礎の上にラジオ・アイソトープの臨床医学への応用は年毎に盛んとなった. 4年前核医学研究会力発足し, 1963年秋核医学会へと発展的移行をみ, 1964年秋, その第1回(通算第4回)総会が開かれた. これを機に著者らは, この時期における日本核医学の臨床の実態を集計し, 欧米の現状と比較して問題点をとらえ, かつ今後数年の間に恐らくさらに急速に発展することが予想される斯界の一里程標を立てようと考えた. この日的のために1964年9〜10月にかけて, 全国48医学校と64の主要地区病院を対象に以下の4項目に関しアンケートを集めたのでここにその結果を論じたい. (1)日本における核医学教育. (2)臨床診断におけるラジオ・アイソトープ技術の応用.(3)ラジオ・アイソトープ測定機器の普及度. (4)日本における放射線医薬品の需要と供給の現状である.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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