Japanese |
Title | ビデオカメラと画像処理装置を用いたオートラジオグラム高速処理システム |
Subtitle | ノート |
Authors | 豊嶋英仁*, 三浦修一*, 菅原重喜*, 羽上栄一*, 相沢康夫*, 小野寺洋*, 蜂谷武憲*, 庄司安明*, 菅幹雄*, 佐々木信夫*, 菅野巖*, 上村和夫* |
Authors(kana) | |
Organization | *秋田県立脳血管研究センター放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 26 |
Number | 3 |
Page | 453-457 |
Year/Month | 1989/3 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 オートラジオグラフィー (ARG) は, 種々の薬物の前臨床段階や, 動物における局所血流量, 糖代謝量等の生理学生化学的機能の解析に有用な手法である. 特に近年, 定量性を重視するポジトロンエミッショントモグラフィー (PET) の分野での多くのポジトロン標識薬剤の活発な利用に伴い, ARGもまた, その定量的かつ短時間な解析処理手段の確立が必要となってきた. ARG像の解析において最も本質的でかつ繁雑なのは, フィルム濃度として表される放射性標識化合物 (トレーサー) の濃度を光学的手段を用いて定量的に測定することにある. フィルム濃度の測定は, 初め高精度マイクロデンシトメータが使用され, その後コンピュータと接続した回転式ドラムスキャナーが用いられるようになった. しかし, これらはスポットデンシトメータの機械的走査が必要なため, その処理時間に限界があった. そこでわれわれはビデオカメラと汎用画像処理装置を用い, 高速かつ定量的なARG像のディジタル化, さらにディジタルARG画像の解析手段を備えたARG解析システムを開発したので報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Autoradiography, PET, Video camera, Imaging processor, Optical density |