Japanese |
Title | テクネチウム人血清アルブミンD (99mTc-DTPA-HSA) の臨床応用 - 99mTc人血清アルブミンとの対比 - |
Subtitle | ノート |
Authors | 河村康明*, 山崎純一*, 奥住一雄*, 武藤敏徳*, 中野元*, 五十嵐正樹*, 青木りう子*, 内孝*, 飯田美保子*, 岡本淳*, 細井宏益*, 森下健* |
Authors(kana) | |
Organization | *東邦大学医学部内科学第一講座 |
Journal | 核医学 |
Volume | 26 |
Number | 3 |
Page | 433-438 |
Year/Month | 1989/3 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 現在, 心臓プールスキャニング製剤として, 99mTc標識人血清アルブミン (以下99mTc-HSA) および99mTc標識赤血球 (以下99mTc-RBC) が用いられている. 前者は静注時の操作が簡便である反面, 生体内での標識率の低下, 血管からの漏出等に若干の問題点を生じる. 一方, 後者は静注前の標識操作において繁雑性は有するものの体内での標識率は静注後の時間が経過するほど, 前者より優れている. したがってコンピュータによる心機能の解析等において遊離した99mTcのより少ない後者が基本的にその有用性を増す. そこで, 両者の利点を合わせもった製剤の開発が望まれたが, 99mTcとHSAをキレート製剤DTPAによって, 99mTc-HSAに比しより強固に結合させた99mTc-DTPA-HSA (以下99mTc-HSA-D) が新たに開発され, 今回99mTc-HSAとの比較検討を基礎的および臨床的に行ったので, 若干の文献考察を加えて報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Gated blood pool scan, 99mTc, Chelating agent |