Japanese
TitleIRMAによる血中インシュリン測定法インシュリン・リアビーズIIに関する基礎的検討
Subtitleノート
Authors樽岡陽子*, 仲谷聡子*, 福地稔*
Authors(kana)
Organization*兵庫医科大学病院核医学診療部
Journal核医学
Volume29
Number2
Page283-289
Year/Month1992/2
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」インシュリンは, 膵臓のβ細胞から分泌されるホルモンで, 糖の利用を促進する働きを有し, 糖質, 脂質, 蛋白質などの代謝調節に重要な役割を果たしている. インシュリンは, Berson and Yalowにより, 最初にradioimmunoassay(RIA)で測定されたホルモンだが, その後, B., F.分離法の異なる数多くの測定キットが開発され, 臨床的に利用されてきた. 近年, モノクローナル抗体(MoAb)作製技術の進歩に伴い, インシュリンに関しても, そのMoAbの作製が容易となり, そのRIAへの応用に関心が向けられてきた. 今回, 著者らはヒトインシュリンマウスMoAbのうち, B鎖のC端(24-30)に比較的特異性を有する抗体と, B鎖のN端およびA鎖の70位前後に特異性を有する抗体の2つを用いたtwo-sites immunoradiometric assay(IRMA)によるインシュリン測定法(インシュリン・リアビーズII)につき基礎的検討を行ったのでその成績を報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsInsulin, Immunoradiometric assay, Monoclonal antibody, Insulin・RIABEAD II.

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