Japanese
Title音声認識装置を用いたガリウムシンチグラムのレポート作成 - 特に登録用語の研究 -
Subtitleノート
Authors井上優介*, 町田喜久雄*, 本田憲業*, 間宮敏雄*, 高橋卓*, 釜野剛*, 村松正行*, 鹿島田明夫*
Authors(kana)
Organization*埼玉医科大学総合医療センター放射線科学教室
Journal核医学
Volume29
Number2
Page277-282
Year/Month1992/2
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」放射線画像診断レポートのコンピュータを利用した作成についてはこれまでにもいくつかの報告があり, プリンタ印字のレポートが作成されて誤読の危険が少ないだけでなく, データベース化して後の検索に利用しやすい, PACSとの連携が容易であるといった利点を有している. しかしながら, 広く受け入れられているとは言えないのが現状である. コンピュータによるレポート作成の普及を妨げる原因として, その煩雑さがあげられる. キーボードに縛られた状態でレポートを作成しなければならず, 肝心の画像に集中できないのである. 入力に音声認識装置を用いることは, この欠点の有力な解決策である. 画像を見ながら発声することでレポートができるなら, 確実に利便性は上がると考えられる. われわれは音声認識装置を用いた画像診断レポート作成について, 主に基礎的な研究を中心に報告してきた. 今回, ガリウムシンチグラムのレポート作成にこの方法を応用することを試み, その有用性を検討したので, 報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsReporting system, Speech recognition, Gallium scintigram.

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