Japanese
Title肺腫瘍におけるTl-201/Ga-67摂取比 - Planar法とSPECT法との比較 -
Subtitleノート
Authors戸川貴史*, 油井信春*, 木下富十美*, 小圷正木*,**, 石原眞木子***
Authors(kana)
Organization*千葉県がんセンター核医学診療部, **現:茂原保健所, ***帝京大学医学部附属市原病院放射線科
Journal核医学
Volume29
Number1
Page123-131
Year/Month1992/1
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」腫瘍に特定のトレーサーがどのくらい取り込まれているかをできるだけ正確に定量することは, 腫瘍のviabilityや治療効果の評価に際してきわめて重要である. 塩化タリウム(Tl-201)とクエン酸ガリウム(Ga-67)は現在, 最も広く用いられている腫瘍親和性核種であるが, 肺腫瘍における両核種の摂取には差が見られる. 病巣がTl-201とGa-67のどちらをどのくらい多く取り込んでいるかを半定量的に示す指標として, われわれはこれまでTl-201/Ga-67摂取比を求め, この摂取比が肺癌の組織型, 増殖度および予後を推定しうる指標であることを報告してきた. しかし, 従来の方法はplanarイメージにおいてのみの検討であり, より正確に摂取比を求めるためにはSingle photon emission CT(SPECT)によるデータとの比較が必要である. 今回, Tl-201/Ga-67摂取比をplanarイメージとSPECTイメージとにおいて比較し, 同時にバックグラウンドが摂取比に与える影響についても検討した.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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