Japanese
Title代謝性骨疾患における骨塩量の測定 - DPA装置を用いた検討 -
Subtitle≪ノート≫
Authors大谷雅美*, 日野恵*, 池窪勝治*, 伊藤秀臣*, 山口晴司*, 富永悦二*, 川井順一*, 才木康彦*, 宇井一世*, 中西昌子*, 服部尚樹**, 石原隆**, 森寺邦三郎**, 倉八博之**, 長谷川良一***, 田村清***
Authors(kana)
Organization*神戸市立中央市民病院核医学科, **内分泌内科, ***整形外科
Journal核医学
Volume28
Number12
Page1529-1535
Year/Month1991/12
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」人口の高齢化に伴い骨粗鬆症は増加の傾向にあり, 合併症としての椎骨圧迫骨折や大腿骨頸部骨折が大きな社会問題となってきている. 一方, 骨塩量の測定は従来よりMD (Microdensitometry)法やSPA (Single Photon Absorptiometry)法などによって行われてきたが, これらは末梢骨を測定するものであり, 実際に問題となる椎骨や大腿骨を測定するものではないという欠点がある. 近年これらにかわって, 腰椎および大腿骨の骨塩量を直接測定できるDPA (Dual Photon Absorptiometry)装置が使用されるようになり, さらにはより改良されたDEXA (Dual Energy X-ray Absorptiometry)装置も普及しつつある. 今回われわれはDPA装置を使用する機会を得, 健常人および各種代謝性骨疾患患者において骨塩量の測定を行い, 若干の知見を得たのでその成績について報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsDual photon absorptiometry, Metabolic bone diseases, Osteoporosis, Hyperthyroidism.

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