Japanese | |
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Title | 67Gaシンチグラフィーにおける両側瀰漫性肺集積の臨床的検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 小林英敏*, 田中孝二*, 佐久間貞行** |
Authors(kana) | |
Organization | *岐阜県立多治見病院放射線科, **名古屋大学医学部放射線医学教室 |
Journal | 核医学 |
Volume | 28 |
Number | 11 |
Page | 1375-1383 |
Year/Month | 1991/11 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. 緒言」67Gaシンチグラフィー(以下, Gaシンチ)において, しばしば肺野に67Ga集積の亢進(以下, Ga集積)を認めることがある. 肺野へのGa集積の原因については, 肺の感染症, 瀰漫性肺疾患ならびに肺野への照射との関連について多くの報告がすでになされている. しかし臨床の現場において, 肺に瀰漫性のGa集積が認められたときに, どのような疾患を考慮すべきかという観点からなされた検討, および経過を追っての検討は少ないように思われる. そこでわれわれは, 過去3年間に施行したGaシンチにおいて, 両側肺野に瀰漫性の集積亢進を認めた症例につき, retrospectiveな検討を行い若干の知見を得たので報告する. 「II. 対象ならびに方法」岐阜県立多治見病院において, 昭和63年1月より平成2年12月までの間にGaシンチを643回施行した. そのうち, 両側肺の瀰漫性の集積亢進(以下, 両側瀰漫性肺集積)を24回, 23症例(男性17例, 女性6例)に認めた. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Gallium-67 scintigraphy, Diffuse lung uptake, Silicosis, Chemotherapy, Pleuritis. |