Japanese
Title多結晶型ガンマカメラSIM-400によるRI心機能解析 - 臨床応用 -
Subtitleノート
Authors汲田伸一郎*,**, 西村恒彦*, 下永田剛*, 植原敏勇*, 岡尚嗣*, 与小田一郎*
Authors(kana)
Organization*国立循環器病センター放射線診療部, **現;日本医科大学放射線科
Journal核医学
Volume28
Number11
Page1357-1363
Year/Month1991/11
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」従来より核医学分野における心機能解析には, 単結晶型ガンマカメラ(Angerカメラ)により99mTc-RBC(またはアルブミン)を用いた平衡時ゲート法が主として行われており, 観察方向は左心室と右心室の分離可能な左前斜位方向に限定されている. また同法のデータ解析には数百心拍以上の加算が必要であるため, 検査に要する時間も長く, 不整脈を有する症例では正確な心電図との同期が容易でなかった. 一方, 多結晶型ガンマカメラ(オートフルオロスコープ;system 77)は計数率特性が優れており, 99mTc標識製剤を用いたファーストパス法にて右前斜位方向や前後方向での精度のよい心機能局所指標を得ることができる. 本研究では, 本邦に初めて導入された米国シンチコア社製多結晶型ガンマカメラSIM-400を用いて解析された心機能の測定精度ならびに臨床応用につき検討を行った.
Practice臨床医学:一般
KeywordsMulticrystal gamma camera, First-pass radionuclide cardioangiography, 99mTc-MIBI, 99mTc-pyrophosphate scintigraphy.

【全文PDF】