Japanese
Title99mTc-MIBIと201Tlによる心筋シンチグラフィの読影者間のばらつき
Subtitleノート
Authors高橋範雄*, 玉木長良*, 大谷弘*, 進藤真*, 河本雅秀*, 米倉義晴*, 小野晋司*, 野原隆司*, 神原啓文**, 河合忠一**, 小西淳二*
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部放射線核医学科, **第三内科
Journal核医学
Volume28
Number10
Page1205-1211
Year/Month1991/10
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」201Tlを用いた心筋血流イメージングは虚血性心疾患の診断に広く行われてきている. しかし, 半減期が長く投与量が制限されることや, エネルギーが低く吸収の影響を受け易いため必ずしもγカメラに好適なトレーサーとは言えず, 99mTc標識心筋血流製剤の開発が望まれていた. 99mTc-hexakis 2-methoxy-2-isobutyl isonitrile(MIBI)は99mTc標識化合物の一つであり, 大量投与が可能で鮮明な画像を得ることができる. 欧米では臨床治験が進められてきたが, 近年本邦でもその臨床治験がなされるようになった. 今回われわれは99mTc-MIBIの第II, III相臨床治験を行い, その正常分布および読影のばらつきについて従来の心筋血流製剤である201Tlと比較検討を行った.
Practice臨床医学:一般
KeywordsEmission computed tomography, 99mTc-isonitrile, Thallium-201, Normal distribution, Myocardial perfusion.

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