Japanese
Title99mTc-HM-PAOを用いたDiamox負荷シンチグラフィの基礎的検討
Subtitleノート
Authors三村浩朗*, 小野志磨人*, 柳元真一*, 友光達志*, 池長弘幸*, 村中明*, 森田浩一*, 永井清久*, 大塚信昭*, 福永仁夫*
Authors(kana)
Organization*川崎医科大学附属病院核医学診療部
Journal核医学
Volume28
Number6
Page667-675
Year/Month1991/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」99mTc標識エキサメタジム (99mTc-HM-PAO) は, 検査必要時に標識が可能であるので, 脳血流シンチグラフィ剤として, その臨床応用の普及には目覚しいものがある. また, 本剤は静注後初回循環で急速に脳内に取り込まれ, 局所脳血流量に比例して脳組織内に分布し, 以後長時間にわたり保持されるといわれている. さらに, 99mTc-HM-PAOは, 脳血管障害患者における血行再建術の適応決定や効果判定の指針となる脳血流状態および脳循環予備能の評価に用いられている. 一方, acetazolamide (Diamox(R)) 負荷試験は比較的簡単に脳血流の予備能が評価できる方法といわれている. そこで, 99mTc-HM-PAOによるDiamox負荷脳血流シンチグラフィを行う上で必要な基礎的検討を行ったので報告する. 「II. 対象および方法」「1) 対象」対象は正常者14例および脳神経疾患患者18例の計32例 (男性19例, 女性13例, 13〜78歳 (平均55±14歳)) である.
Practice臨床医学:一般
Keywords99mTc-HM-PAO, Radiochemical Purity, Diamox Load Sintigraphy, Subtraction SPECT.

【全文PDF】