Japanese |
Title | 血漿のミニカラムによる精製を用いた1,25-Dihydroxy-vitamin Dの測定 - 高速液体クロマトグラフィによる精製との比較検討 - |
Subtitle | ノート |
Authors | 高田政彦*, 山本逸雄*, 大中恭夫*, 浜津尚就*, 森田陸司*, 青木悦雄**, 游逸明*** |
Authors(kana) | |
Organization | *滋賀医科大学放射線科, **公立高島総合病院放射線科, ***近江温泉病院放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 28 |
Number | 6 |
Page | 661-666 |
Year/Month | 1991/6 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」活性型ビタミンD (1,25-dihydroxyvitamin D) はカルシウム, 骨代謝においてきわめて重要なホルモンであり, その血中濃度の測定は諸種の病態の診断, 理解においてきわめて重要であるだけでなく, 近年広く治療薬として用いられている, 活性型ビタミンDの血中濃度の観察に不可欠である. 現在, 1,25-dihydroxyvitamin Dの血中濃度の測定は, 諸種の抽出操作後, さらにそれを精製し, レセプターアッセイを行なうという方法が用いられている. この様な測定法は, 精製法として高速液体クロマトグラフィ (HPLC) を用いるため, きわめて煩雑であり, 大量の検体を処理できず, 費用もかかるという欠点がある. このように測定法の煩雑さとその費用の高価なことは1,25-dihydroxyvitamin D測定の普及の妨げともなっている. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | 1,25-Dihydroxy-vitamin D, Radioreceptor assay, Calcium metabolism. |