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Title | 座長のまとめ 肝 |
Subtitle | 第30回 日本核医学会総会座長のまとめ |
Authors | 油野民雄, 一矢有一, 黒木哲夫 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 28 |
Number | 5 |
Page | 548-549 |
Year/Month | 1991/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (303-307)今年の肝・胆道セッション全般を通じての特徴は, 新しい放射性医薬品の登場と, 他の画像診断法の追随を許さない機能検査という核医学検査法本来の利点を活かした定量的並びに定性的解析法に関する発表が数多く行われたためか, ここ数年来閑散としていた会場内に多数の参加者がみられ, この領域における関心が再び高まって来たように思われた. 演題303の丸岡他(東北大)は, 術後先天性胆道閉鎖症のdiethyl IDAシンチ上の脾描出に着目して, 血液プールに起因することを明らかにし, 肝機能障害の一指標となりうると述べたが, 心プール像以上の診断的意義を有するものでないことも示した. 演題304の石田他(都立清瀬小児病院)は, 胆道閉鎖症の術後胆汁流出能を99mTc-PMT動態機能曲線上から因子分析により評価し, 胆汁流出の良い因子の寄与率を求めた. この方法で得られた数値は, 血清中の総ビリルビン値と良く相関することを示した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |