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Title | 座長のまとめ 腫瘍 |
Subtitle | 第30回 日本核医学会総会座長のまとめ |
Authors | 小山田日吉丸, 町田喜久雄, 国安芳夫, 利波紀久, 山岸嘉彦, 山本和高 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 28 |
Number | 5 |
Page | 545-547 |
Year/Month | 1991/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (212-218)私は腫瘍に関するモノクローナル抗体の7演題を担当した. 現在, イメージングによく用いられているIn-111は肝への非特異的集積が強いため, 肝へのとり込みを減らす工夫がいろいろと試みられている. 金沢大・横山らはそのような目的のために, 動物実験ではあるが, 鉄剤を投与してその有効性を認めたという. そして, 投与量をヒトに換算しても, 投与可能のレベルであるという. 愛媛大の藤井らは同じ目的で動物実験レベルでDTPAを投与し, その有効性を認めたという. 金沢大・孫らはDTPAと抗体の間にester bondを挿入して動物に投与したところ, 腫瘍/肝比の上昇が認められたとのことであった. このような試みがデータの積み重ねによってさらに現実的なものになっていくことを期待したい. 東京女子医大・金谷らはイメージングプレートを用いて, I-125標識抗体を投与した動物のイメージング結果を呈示していたが, 比較的きれいな画像が得られていた. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |