Japanese
Title座長のまとめ 機器
Subtitle第30回 日本核医学会総会座長のまとめ
Authors金子昌生, 千田道雄, 向井孝夫, 湊小太郎
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume28
Number5
Page543-544
Year/Month1991/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(185-190) 185 :新しく建設されたポジトロン研究施設の紹介で, 11C, 15O, 13Nの他に陽子(H-)の加速で18F-の製造が可能で, その化合物を得るのが容易である特長がある. 附属診療所では臨床研究を行い, 将来動物専用のPETも設置予定とのことであった. 186 :市販されている頭部固定具の再現性, 固定効果等について検討し, 重合による発泡性のものが優れているようであったが, 耳の圧迫感と作製時の熱感, 輸入品のため高価である点が指摘された. 187 :全身用PET装置PCT-3600W 15スライス型の性能評価を行い, 7.4Kcps/μCi/mlの感度とFWHM 4.5mmが得られ, 7スライス型に比ベスライス当たりの全カウントは1/4になり, ノイズの増加はいなめないが, 軸方向の分解能は上昇し, 相補的に有効であった. 188 : PETにおけるトランスミッション画像のファントム実験を行い, ステンレス棒の3.7mmφ, 68Ge線線源1.6mmφの空間分解能を有し, 画像上のピクセル値と実際の密度とが直線関係を持ち, 定量化に優れていることが判明した.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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