Japanese
TitleAcetazolamide負荷前後の99mTc-HMPAO連続SPECTを用いたperfusion reserve SPECT
Subtitle≪ノート≫
Authors寺田一志*, 五味達哉*, 古川崇子*, 村上省吾*, 佐藤設*, 長基雅司*, 関口隆三*, 桑島章*, 平松慶博*, 酒井健**, 濱崎千裕**, 片口公**, 山村英治**, 星野光雄**, 岩渕聡***, 鮫島寛次***, 吉井信夫***, 安部良治****, 荒木洋*****, 木下真男******
Authors(kana)
Organization*東邦大学大橋病院放射線科, **放射線部核医学, ***脳神経外科, ****第三内科, *****第四内科
Journal核医学
Volume28
Number5
Page509-515
Year/Month1991/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」Single photon emission computed tomography (SPECT)によるperfusion reserveの評価には, 薬剤による脳血管拡張負荷として一般にacetazolamide (DIAMOX(R))の静注が行われる. このacetazolamideは薬効が現れるまでに約10分を要する. 一方最近導入された99mTc-hexamethylpropyleneamine oxime (99mTc-HMPAO)は静注後約2〜3分で分布が決定し長時間分布が変化しないと言う特徴を持つ. これはすなわち, 連続した2回のSPECT撮像とsubtraction法を用いれば, 安静時および負荷時の血流像を一度に得ることができることを意味する. さらにこの99mTc-HMPAOとacetazolamideを組み合わせると安静時(1回目)の撮像開始時すでにacetazolamideの静注ができるため, この撮像時間をacetazolamideが薬効を現すまでの待ち時間として利用できる.
Practice臨床医学:一般
KeywordsPerfusion reserve, SPECT, Ace tazolamide, 99mTc-HMPAO, Regional cerebral blood flow.

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