Japanese
Title転移性脳腫瘍および頭蓋内悪性リンパ腫患者における99mTc-hexamethylpropyleneamine oximeによるSingle Photon Emission Computed Tomography
Subtitle≪ノート≫
Authors小野志磨人*, 福永仁夫*, 大塚信昭*, 永井清久*, 森田浩一*, 村中明*, 古川高子*, 三村浩朗*, 柳元真一*, 友光達志*, 渡辺明良**, 石井鐐二**, 西下創一***, 森田陸司*
Authors(kana)
Organization*川崎医科大学核医学科, **脳外科, ***放射線科
Journal核医学
Volume28
Number5
Page499-507
Year/Month1991/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」近年, テクネチウム製剤の新しい脳血流イメージ剤である99mTc-hexamethylpropyleneamine oxime (99mTc-HM-PAO)が開発され, 脳血管障害, 脳腫瘍, 変性疾患などの診断や病態把握に使用されている. また, 99mTc-HM-PAOは腫瘍親和性を有すると報告されており, 悪性リンパ腫や肝細胞癌などへの高集積が知られている. そこで, 今回われわれは転移性脳腫瘍および頭蓋内悪性リンパ腫患者に99mTc-HM-PAOによるSingle Photon Emission Computed Tomography (SPECT)を行い, 集積状態を観察すると共に, 一部の症例についてはその原発巣における集積の有無も併せて検討したので報告する. 「II. 対象および方法」対象は, 転移性脳腫瘍10例(肺癌3例, 大腸癌2例, 乳癌1例, 睾丸腫瘍1例, 肝細胞癌1例, 原発不明癌2例)および頭蓋内悪性リンパ腫3例の計13例である.
Practice臨床医学:一般
Keywords99mTc-hexamethylpropyleneamine oxime, Single Photon Emission Computed Tomography, Metastatic Brain Tumor, 67Ga-citrate Scintigraphy.

【全文PDF】