Japanese |
Title | 高速液体クロマトグラフィを用いた125I-IMPの代謝産物の分析 |
Subtitle | ≪ノート≫ |
Authors | 佐藤始広*, 石川演美**, 武田徹**, Wu JIN**, 倉本憲明**, 板井悠二**, 吉澤卓***, 中島光太郎**** |
Authors(kana) | |
Organization | *筑波大学附属病院放射線科, **臨床医学系放射線科, ***脳神経外科, ****日立総合病院放射線診療科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 28 |
Number | 4 |
Page | 429-435 |
Year/Month | 1991/4 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」N-isopropyl-p-[123I] iodoamphetamine (以下IMP)は局所脳血流測定用トレーサとして広く臨床的有用性が認められている. 静注されたIMPは血流に応じて速やかに脳内に移行し, その初期分布は局所脳血流量を反映する. しかし, IMPの体内動態, 特に再分布現象を含めたdelayed画像の臨床的意義についてはなお不明の点が多い. BaldwinらはIMPを静脈内に投与した後の血清および尿の分析を高速液体クロマトグラフィ(以下HPLC)を用いて行い, その代謝産物はFig. 1に示す物質であることを報告している. これによれば, 血清中では静注直後にはIMP分画が大部分を占めるが, 静注数時間以後にはPIA (p-iodoamphetamine), PIB (p-iodobenzoic acid), PIH (p-iodohippuric acid)分画が徐々に増加し50%以上を占める. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | N-isopropyl-p-[125I] iodoamphetamine (IMP) High performance liquid chromatography (HPLC), Delayed image, Metabolite. |