Japanese
Title精索静脈瘤に対するScrotal ScintigraphyにおけるTime Activity Curveの有用性
Subtitleノート
Authors向所敏文*, 原田雅史*, 田内美紀*, 橘川薫*, 徳山教民*, 須井修*, 西谷弘*
Authors(kana)
Organization*徳島大学医学部放射線医学教室
Journal核医学
Volume28
Number3
Page309-313
Year/Month1991/3
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」陰嚢シンチグラフィーは, 精索静脈瘤の診断法として有用なものとされている. 今回われわれは, 陰嚢シンチグラフィーにtime activity curve (以下TACと略す) を用いることにより病変検出能が向上し, TACのtypeと精巣機能との関係において興味ある所見を得たので報告する. 「II. 対象および方法」「1) 対象」男性不妊を主訴とし, 理学的所見および精液所見より精索静脈瘤が疑われる37例を対象とした. 年齢分布は22歳〜39歳, 平均30.3歳であった. 病変の程度は, Nechiporenco・鈴木の分類で, 第1度9例, 第2度11例, 第3度10例, ならびに理学的所見で明かでないsubclinicalな症例7例であった. ただし, subclinicalな症例については確定診断がついてないので特発性の精巣機能不全等が含まれている可能性がある.
Practice臨床医学:一般
KeywordsScrotal scintigraphy, Time activity curve, Varicocele.

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