Japanese |
Title | 11C-メチル基標識システム整備と利用の実際 |
Subtitle | ノート |
Authors | 村上松太郎*, 高橋和弘*, 佐々木広*, 中道博之**, 近藤靖**, 水沢重則**, 三浦修一*, 飯田秀博*, 菅野巖*, 上村和夫* |
Authors(kana) | |
Organization | *秋田県立脳血管研究センター放射線医学研究部門, **内科学研究部門 |
Journal | 核医学 |
Volume | 28 |
Number | 1 |
Page | 101-107 |
Year/Month | 1991/1 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」ポジトロン標識試薬として11CH3Iは極めて重要であり, 極めて多種のトレーサーが本試薬により標識されている. そこで11CH3Iによる標識系を整備することは意義深いと考えられ, 汎用性と比放射能の向上に留意してこれを整備した. 次いでMethionine, N-Methylspiroperidole (NMSP), Ro15-1788, YM-09151-2, Clorgylineの標識合成に利用し, 満足する結果を得たので報告する. 「II. 11CH3I合成とメチル基標識」「1. 11CH3I合成システム」Marazanoらの方法に準じた. すなわち, 14N (p, α) 11Cにより生じた11Cを700℃に熱した酸化銅により11CO2とする. 次いでLiAlH4により還元したのちH2Oを加えて11CH3OHとする. これにHIを作用させ11CH3Iを合成するものである. 合成システムの設計に際してはデッドボリュームの減少と炭素源の排除を念頭に置いて日本製鋼所製品を改造した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | |