Japanese
Title小児先天性心疾患における99mTc-MAAによる肺血流シンチグラフィの検討
Subtitle《ノート》
Authors杉村宏*, 長町茂樹*, 星博昭*, 陳之内正史*, 大西隆*, 二見繁美*, 渡辺克司*
Authors(kana)
Organization*宮崎医科大学放射線科
Journal核医学
Volume27
Number11
Page1337-1341
Year/Month1990/11
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」肺血流シンチグラフィは局所肺血流分布を非侵襲的に検索できる唯一の方法である. 成人においてその有用性は確立されているが, 小児, 特に先天性心疾患患者に対する肺血流シンチグラフィについて検討された報告は少ない. そこで, 今回われわれは小児先天性心疾患患者に対して肺血流シンチグラフィを施行し, その所見について検討したので報告する. 「II. 対象と方法」対象は昭和54年から昭和63年まで約10年間に, 宮崎医科大学附属病院にて肺血流シンチグラフィを施行された気道系ならびに実質性病変を有さない小児先天性心疾患28例である. 年齢は0〜16歳で, 平均5.6歳, 男児15例, 女児13例である. 心疾患の内訳は, 心房中隔欠損(ASD)8例, 心室中隔欠損(VSD)5例, ファロー四徴(TOF)2例, 肺動脈狭窄(PS)2例, 心内膜床欠損(ECD)2例, 動脈管開存(PDA)2例, 大血管転移(TGA)2例, その他5例である.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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