Japanese | |
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Title | IRMA法による血中ミオシン軽鎖I測定に関する基礎的ならびに臨床的検討 |
Subtitle | 《ノート》 |
Authors | 末廣美津子*, 成瀬均**, 福田容子*, 森田雅人**, 福地稔*, 岩崎忠昭** |
Authors(kana) | |
Organization | *兵庫医科大学核医学科, **第一内科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 27 |
Number | 10 |
Page | 1183-1190 |
Year/Month | 1990/10 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」心筋ミオシンは, 筋原線維のフラグメントを構成する構造蛋白で, 重鎖と軽鎖から成り, 軽鎖はさらに, 分子量の差異により軽鎖Iと軽鎖IIの2種類に区別される. 心筋ミオシン軽鎖は, 比較的安定な蛋白で, 心筋障害時に心筋細胞内から早期に血中に漏出する. 心筋ミオシン軽鎖の測定は, 心筋細胞崩壊や構築過程に関する病態情報を反映していると期待され, 心筋梗塞等におけるその臨床的意義が注目されている. 今回, われわれは, Immunoradiometric assay(IRMA)法による血中ミオシン軽鎖I測定キットに関する基礎的検討を行うとともに, 急性心筋梗塞における血中CPK値との比較等臨床的検討を行ったのでその成績を報告する. 「II. 方法および材料」検討には日本メジフィジックス株式会社から提供を受けたミオシンLIキット「ヤマサ」を用い, 実際の測定はFig.1の手順で行なった. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |