Japanese
Title拡張型心筋症における123I-Metaiodobenzyl-guanidine (123I-MIBG) 心筋シンチグラフィ
Subtitle《ノート》
Authors山上英利*,†, 西村恒彦*, 永田正毅**, 林田孝平*, 植原敏勇*, 汲田伸一郎*, 岡尚嗣*, 与小田一郎*
Authors(kana)
Organization*国立循環器病センター放診部, *心臓内科, †現在大阪大学医学部附属病院放射線科
Journal核医学
Volume27
Number10
Page1175-1181
Year/Month1990/10
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」MIBGはアドレナリン作動性交感神経末端においてNorepinephrine(NE)と類似の挙動を示すとされ, 交感神経が豊富に分布する臓器の描画を可能とする. 心臓においては, 1981年にKlineらにより初めて123I-MIBGによるヒトの心筋イメージングが報告され, 以後, 種々の心疾患における報告がみられる. 拡張型心筋症(DCM)においては心筋交感神経系の異常が病態に深く関連すると考えられており, 123I-MIBG心筋シンチグラフィは, DCMにおける心筋交感神経活性を非侵襲的に検索し得る方法として期待される. 著者らも123I-MIBGを使用する機会を得, 20例のDCM症例において201TlCl心筋シンチグラフィと対比したので報告する. 「II. 対象」1988年12月14日から1989年4月26日までに123I-MIBG心筋シンチグラフィを行った20例である.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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