Japanese
TitleIn-111標識血小板寿命測定における測定日数の短縮化
Subtitle《ノート》
Authors斉藤京子*, 村田啓**, 外山比南子***, 塚田理康****
Authors(kana)
Organization*虎の門病院放射線部, **放射線科, ***都老人総合研究所, ****虎の門病院血液学科
Journal核医学
Volume27
Number10
Page1163-1167
Year/Month1990/10
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」放射性同位元素で標識した血小板の寿命測定は, 種々の血小板減少症や血栓塞栓症の診断, 治療効果の判定に有用な検査である. 1988年, In-111標識血小板を用いる寿命測定法について国際血液標準委員会の推奨する方法が報告された. この方法によれば血小板寿命測定に要する日数は最大10日である. 診断上問題を生じない測定期間については記載された報告がない. 今回われわれは検査結果を速やかに臨床側に報告し, 被検者と測定者の負担を軽減するために血小板測定の迅速化について検討した. すなわち, 従来より行われている方法と測定日数を短縮した方法の平均寿命と最大回収率について同一症例で比較し, 測定日数短縮の方法について検討したので報告する. 「II. 対象」今回対象とした症例は, 免疫性血小板減少症6例, 巨核球低形成4例, 脾機能亢進症4例, 各種血栓症6例, 虚血性脳血管障害11例, 総計31例であった.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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