Japanese | |
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Title | マウス抗ヒト・モノクローナル抗体を用いたphospholipase A2 (PLA2) のRIAに関する基礎的ならびに臨床的検討 (第1報) |
Subtitle | 《ノート》 |
Authors | 鬼原彰*,**, 遠藤高夫*, 谷内昭* |
Authors(kana) | |
Organization | *札幌医科大学内科学第一講座, **衛生短期大学部 |
Journal | 核医学 |
Volume | 27 |
Number | 8 |
Page | 893-900 |
Year/Month | 1990/8 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」膵炎, とくに急性膵炎の診断に際しては最近の画像診断法の進歩にもかかわらず, 依然として血中膵酵素の測定は重要である. このうち血清アミラーゼ測定はその有用性が比較的低いとしてもRadioimmunoassay(RIA)法によるトリプシンやエラスターゼ-1の測定は信頼度が高く, 血中PSTIもほぼ同様の価値を有している. 膵フォスフォリパーゼA2(PLA2)は以前より重症膵炎の発症や進展と密接な関係を有することが報告されているが, RIA法の開発は最近まで行われていなかった. 今回われわれはモノクローナル抗体を用いた血中膵PLA2のRIAキット(S-0932, 塩野義製薬株式会社)を試用する機会を得, その基礎的検討と共に, 臨床検討としてアルコール多飲者における本酵素の変動を追求するために, 慢性アルコール症患者を対象に, 血中PLA2の測定を行ったのでその成績を報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |