Japanese
Title尿中ネオプテリン測定用RIAキットの基礎的および臨床的検討
Subtitle《ノート》
Authors花博一*, 北村眞弓*, 真重文子*, 吉野谷定美*, 久保田憲***, 佐々木憲夫***, 井廻道夫***, 内村英正**, 大久保昭行**
Authors(kana)
Organization*東京大学医学部附属病院検査部, **臨床検査医学, ***第三内科
Journal核医学
Volume27
Number7
Page781-785
Year/Month1990/7
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」ネオプテリンはいわゆるプテリジン化合物の1つで, マクロファージが生成分泌とすると考えられている. In vitroの実験でもTリンパ球をインターフェロンガンマで刺激すると培養液中にネオプテリンが増加することが報告されている. 血清や尿あるいはその他の体液中のネオプテリン濃度が増加する疾患として高フェニールアラニン血症や各種の感染症, 骨髄移植を受けた際に拒絶反応が起こっている時, 細胞増殖の著明な悪性腫瘍などが知られている. 従来, その測定はhigh performance liquid chromatography(HPLC)により行われていたが, 近年血中ネオプテリン測定用の特異的なRIAも開発された. われわれはすでにHPLCによる臨床的検討を行い, その成績を報告したが, 今回, 尿中ネオプテリン測定用RIAとして新たに開発されたキットにつき基礎的ならびに臨床的検討を試みたので, その成績を報告する.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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