Japanese
TitleRIAによる血清ネオプテリン測定の基礎的, 臨床的検討
Subtitle《ノート》
Authors坂本正文*, 山本英明*, 荒井孝*, 池井勝美*, 橋本宏*, 関孝**, 大石勉**, 城宏輔**
Authors(kana)
Organization*埼玉県立小児医療センター放射線部, **感染免疫アレルギー科
Journal核医学
Volume27
Number7
Page773-779
Year/Month1990/7
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」ネオプテリンは, 分子量253の2-アミノ-4-ヒドロキシプテリジン誘導体の1つで, 核酸(GTP)由来の補酵素(ビオプテリン)の前駆体である. 当初ビオプテリン欠損に基く非典型的フェニルケトン尿症(atypical phenylketonuria)にて測定されたが, インビトロの実験において, T細胞由来のγ-インターフェロン(γ-IFN)によりマクロファージが活性化された時に放出されることなどより細胞性免疫反応を反映すると考えられ, 感染症, 悪性腫瘍, 自己免疫疾患, 臓器移植の拒絶反応, 後天性免疫不全症候群(AIDS)などの診断や経過観察に用いられている. 従来測定法はHPLC法による尿中測定が主であったが, RIA法の開発により血中測定も可能となってきた. 今回著者らはRIA法により, 血清ネオプテリンについて基礎的検討および小児領域での正常値並びに臨床的意義について検討を行った.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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